2008年2月5日

コミュニティービジネス

コミュニティシンクタンク設立へ向けて協働している松井弘氏は「野鳥の会」会員であり、医療的ケアのできる障害者施設の設立を目指している「蕗の薹」を支援しています。多くの市民活動にも敏感なアンテナを持ち、いつも多くの情報が入ってきます。

地域住民が主体となって取り組むコミュニティービジネスを対象とし、愛知県は13の事業所を優良モデル事業者として認定したそうです。「まちづくり部門」では岡崎市の「オフィス・マッチング・モウル」が認定されています。
http://www.m-mole.com/

「オフィス・マッチング・モウルは、アートの精神を軸にした地域活性化事業に積極的に取り組んでいます。地方都市に拠点を置く私たちは、地方の抱えるさまざまな問題に日々直面しています。そして、地方の持つ可能性についても実感しています。私たちは地域の活性化にアートの持つさまざまな力――人を引き付け、人と人を結び付け、新しい視点を切り開いていく力――が役に立つと考えています。アートの力を使って、地域を活性化する方法を、地域を良くしたいと考える地元の人たちといっしょに実現していきたいと考えます。お気軽にご相談ください。対象は、行政、商工会議所、商店街など。 」(WEBサイトより)


三河・佐久島アートプラン21/佐久島体験 祭りとアートに出会う島の企画・制作・運営を担当されています。アートマネージメントによって地域にかかわる活動を行なっておられるのですね。他の地域では地域の活性化のため、すばらしいアートマネージメントが増加しつつあるにもかかわらず、愛知県にはこれまでは見られなかった分野で僕にとってはとても身近であり、期待したいです。

また、その活動内容も明快で力強いです。会社組織によるビジネスなので当然のことかもしれません。しかし、目的意識とその手段はとてもパブリックで中間性媒体となってアートにかかわっておられます。

ちょっとあいまいな、自立できない市民活動も見習う必要があるかもしれません。有限会社や株式会社が利益や利権を追い求め、NPOが社会貢献をする、、、、この自明の論理は疑う必要がありそうです。

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