名古屋の神宮前でひつまぶしを初めて食しました。名古屋のうなぎは関西系?と感じました。味の濃さは関東系?、、、ゼミの学生はマイたこ焼きプレートでパーティをします。となると、関西系ですね。
関西で育ち、学び、東京へ出てきたときに、多くの文化の違いに驚きました。西と東、常に2元的に語られてきましたが、関西にとっては2元論でも、東京から見れば多元論の一つであったのです。
今、愛知から社会を見るようになっています。その視点はいくつかの2元論が混在しているようにさえ感じられます。
名古屋では愛地球博以来、市民活動の活発な動きがそのままの勢いを保っているようにも見えます。この市民活動を統括してRCE、つまり、持続可能な開発における教育の拠点を名古屋に作ろうとして、ユネスコに認められたようです。しかし、その内実は、アカデミックと企業との先導の上に生まれ、上からの統制はうまく展開できないようです。
僕は京都のようなアカデミック中心でもない、東京のような企業の利益中心でもない、第3の方向性、すなわち、市民自ら、自らをつないでゆく、自立的組織を提案したのですが、、、、、。大きな力を必要と考え、先を急ぎたい人たちにはまったく見えなかったようです。
名古屋という都会でありながら、ちょっと田舎っぽい、それだからこそ、その特性をもっと強く表し、2元論からの脱却を図る必要があるのではないでしょうか。洗練された2元論ではなく、その泥臭い多元的発想が次代をつくるはずですが、、、、、。
次は名古屋のモーニングセット。と思っています。
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