切迫感と危機感、だめもと感で交渉の場に立ったのですが、先方にも事前に検討を加えていただいており、なんとか保存に向けて第一歩を踏み出せたようです。
文化財班での交渉では担当の河合氏も交え、具体的なアイデアが飛び交い、さながら自由なワークショップのようでした。膠着化した交渉ではなく、専門化が夢を語り合う場となり、修復工事の実践的な事例、タービンなどの織物工業機材の展示計画、資料館群としての計画、倉庫のレンガの解体利用、保存から活用計画への展開、、、、、、、、今後の展開もすこし予感することができました。また、僕たち有志5人が専門家としてチームを組んで今回の課題に取り組める体制もお願いしてきました。ここが最も重要なポイントかもしれません。
ただ、理論的には大成功でしたが、実践的にはまだまだどうなることか、開発計画の工程は迫っており、予断はまったく許しませんが、ひとまず次の段階の具体的な戦略にとりかかり始めました。
次は、企画とプレゼンテーションにその成果がかかっています。魅力的なプランでもって先方のコンセンサスを得てゆくことができるか、、、、、そして、どれだけ市民の価値を引き出せるか。
新しいアイデアを醸成し、市民を巻き込んでゆきたいと考えています。
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