行政とは市民へのサービス業務が中心となりますが、現況に柔軟に対応すること、明瞭ではない将来像を明確にすること、と考えられます。
すなわち、過去を継承しながら、市民の現在とまちの将来とを同時に描くことといえます。そのためには市民一人ひとりの状況を深く理解し、対応できる組織形態が必要であり、それは例外や多様化に対応できる組織といえます。民間の企業の一般的な組織とは異なる、特異な形態が必要になるはずです。
しかしながら、どこの都市も同じような組織形態をとって、どれも縦割り行政と言われます。縦割りにして、部門ごとに集中することは、本来、責任の明確化へつながるはずなのですが、、、、。どこも均質化するのは中央政府の指導があるからでしょうか?
部門化しすぎていることによって、それに当てはまらない業務が出てくること、その部門化が重複していることによって、責任が明確ではないこと、業務に無駄が出ることが生じています。
小さな都市公園ひとつ整備するにも、複数の部署が連携できず、協働する市民の声は分断されてしまっています。
同じような部門が重なり、責任は明確にならず、市民がたらいまわしになることもしばしばです。また、説明責任が他の部門の責任になり果たされないこともしばしばです。この硬直化した業務形態は働く職員にとっても、サービスを受ける市民にとっても、不本意なことではないでしょうか。
内部においても問題が噴出しているはずなのですが、、、。組織のリデザインが、センスある再配分が不可欠のようです。事業の分野を中心に配置され、それを継続することは重視されていない。しかし、その分野は社会の変化に伴い、絶えず変化するのですから、対応できないのは当然です。
縦割りではなく、水平に考えてゆくことが必要であり、それに合わせて直線的な昇任制度を廃すべきと考えます。
地方中核と言われる37万人都市の岡崎市の行政組織です。地方に権限が委譲される時、何となく動くいている組織ではなく、確固としたブレインが必要となるはずです。
■企画政策部
企画課 政策推進課 秘書課 広報広聴課 IT推進課
■総務部
総務文書課 行政改革推進課 人事課 防災課 契約課
■財務部
財政課 財産管理課 市民税課 資産税課 納税課
■市民文化部
市民課 市民協働推進課 安全安心課 文化国際課 青少年女性課 国保年金課 額田支所(総務課・市民生活課・維持管理課)
■福祉保健部
福祉総務課 社会福祉課 児童家庭課 保育課 長寿課 介護サービス課 健康づくり拠点推進室 保健所総務課 生活衛生課 保健予防課 福祉事業団 社会福祉協議会
■環境部
環境総務課 環境保全課 自然共生課 廃棄物対策課 ごみ対策課
■経済振興部
商工労政課 観光課 農務課 農地整備課
■土木建設部
技術管理課 土木用地課 道路維持課 道路建設課 公園緑地課 河川課
■都市整備部
都市計画課 高規格道路推進室 区画整理課 組合指導室 建築課 市営住宅課 建築指導課
■下水道部
下水総務課 下水施設課 下水工事課
■岡崎市民病院
額田宮崎診療所 額田北部診療所 看護専門学校
■消防本部
総務課 予防課 消防課 通信指令室 中消防署 東消防署 西消防署
■水道局
総務課 営業課 工務課 浄水課
■出納室
出納室
■議会事務局
総務課 議事課 議員控室
■教育委員会
総務課 施設課 保健給食課 学校指導課 スポーツ振興課 生涯学習課 康生地区拠点開設準備室 中央図書館
■その他
監査委員事務局 農業委員会事務局
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