2008年12月21日

円高

円高が進み、日本の屋台骨を支える企業の根本が揺らいでいる、と言われています。


かつて、日本は資源がないから、資源を輸入し、製品を輸出するのであると教えられてきました。製品を輸出する、すなわち、外部社会から利益をフローする、ことで国が豊かになるということでした。しかし、製品を輸出することを優先し、内部の多くの資源を失ってしまったのではないでしょうか。内側からの豊かな利益がかけてしまっていることに今気づいたようです。

経済とは、内側からの利益は同じ経済地域の中ではエンタルピーが変わらないので、利益も経済においては、著しい効果は見られず、外部の地域から利益を導入することで、言い換えれば搾取することでしか、著しい成果を得ることができなかったのではないかと感じています。

この外部から内部へのフロー、を重視することで、内部でのフローが止まってしまったようです。このフローを再び生み出すことが、今見直されています。それは地域に目を向け、これまでのやり方を変え、新たなフローとプロセスとなって現れるものではないかと考えています。地域を拠点とし、地域のつながりを生み出してゆくことで、渦を巻いてゆきます。その一部はベンチャーとなって、社会起業家として、チェンジメーカーとして注目され始めています。

1 件のコメント:

山田 豊 さんのコメント...

■円高はデメリットか?-円高基調のうち大きな方向転換し大躍進を!!
http://yutakarlson.blogspot.com/2008/12/blog-post_21.html
こんにちは。最近テレビなどのマスコミでは、「円高、株安」で大変だと、悲惨な話題ばかりとりあげています。でも、私はこうした報道姿勢はおかしいと思います。「円安、株安」であれば、大変ですが、円高自体は悪いことではなく、日本にとって非常に良いことだと思います。ただし、日本はこの円高基調を最大限に活用して、次世代への準備を怠りなく進めるべきです。ここしばらく、「金融・経済」というキーワードに振り回されてきた社会の変革も重要だと思います。そうすることにより、内需を深耕し、輸出産業も高次元にしていくことで、安定した大躍進を遂げることが可能だと思います。このような潜在可能性を持っている国は現状では世界の中でも今は日本だけです。詳細は是非私のブログをご覧になってください。