2007年11月10日

官と民と公

岡崎図書館倶楽部が主催する図書館協会理事で浦安市図書館の元館長として有名な常世田良氏の講演会の最後の20分に立ち合うことができ、その後直接お話を伺いしました。

今回は真夜中の図書館の著者辻氏と協働で進める図書館プロジェクトについて意見をお聞きしたかったのです。

日本には公(パブリック)がない、官と民しかないことが問題なのだと、公とは官のことではないと、再認識することができました。また、官を主導する図書館支援者もいるし、また民の活動に図書館の行方をシミュレーションする活動かもいます。そして、僕自身、今そのハザマにずっぽりと、白か黒かのハザマにずっぽりとはまっています。
しかし、彼はその間でいい。、グリーンでもピンクでもいいと言います。

もともと、公(パブリック)がないのだから、これからつくることになるのです。だから、官でも民でもどちらでもいいというのではなく、新たに築く必要があるのです。すこし自由になれた気がします。

パブリックとは何か、その意識、価値観、その文化をはぐくむ必要があり、その先頭にたって突き進んでゆくのがコミュニティシンクタンクなのではないでしょうか。

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