2007年10月18日

市民マップ

授業でいつも、世界地図を簡単に描いて、世界観を養っている高校の先生がおられます。僕自身も知多半島と渥美半島がくわがたの角のようになって三河湾があるのを思い描けるようになって、愛知県のどこにいるのか、どことつながりがあるのか、自分の居場所が正確に把握できるようになって来ました。 心理学の分野でもマインドマップやソーシャルマップが描かれ、その人のありようを具体的に知ることができるようです。

描いて表してみることが重要なのと感じています。ウォーキングマップもその一環としてやっています。

もっと、まちの地図、マップを描いてゆくべきです。 まちのマップ、その根幹を成すものは、市民活動のマップ、それは人のつながりを描くことになります。人を描くのにもマップが必要となり、それはまた、同時に町の問題のありかも示してくれることになるでしょう。

市民マップが描かれるとき、自分がどこに位置するのか、周りにどのような力になる活動があるのか、障害となるものがどのように存在するのか、自然とわかってくるのではないでしょうか。また、自分自身の居場所がどのようになっているのか自覚することで、活動の視野がもっと大きく開かれることでしょう。

それは市民に支えられたコミュニティシンクタンクの重要な働きであると考えています。

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