2008年2月15日

情報の発信

新しい図書館構想を協働する辻桂子さんの「真夜中の図書館」にこんなことが書いてありました。実は図書館とはコミュニティシンクタンクなのです。

テレビ討論会 http://mayoto.exblog.jp/5609218/

「今日、僕は図書館に行った。ホールで議会中継をしていた。みんな、三々五々立ち止まりテレビを見ている。議員の質問を聞きながらmemoをとる人、フリップに感想を書いて見せる人、議論を始める人と反応はさまざまだ。最近の一般質問には条例や法律に抵触すると言う問題も少なくない。議員がそんな発言をすると、すぐに条例文が広げられ、解説をする人と質問をする人がいる。議場で傍聴するよりMAYOTOでみんなで聞いたほうが楽しいし、勉強になるらしく議会中継は結構人気がある。政治は継続して見ていないと分かりにくいものだから自治に関心を持つ人が増えるのは、といても良いことだと思う。議会が終わるころには、司書が議会の問題について学ぶための本や情報を並べはじめる。借りて帰る人も多いらしい。」

このように世界が広がるところとはどんな場所だろう。大きなスクリーンがあって社会の姿を映し出し、その真実を語りかける人たちがたたずむ場所。それが情報なのですね。

情報とは真実であり、そしてそれはたえず新鮮でなくてはならないものです。たえず、新鮮で真実の情報を発信する本物の図書館、だから、本物の図書館をつくるのはとても大変で、とても大切なことなのですね。

だから、たえずやり方を検証し、見方を検証し、枠組みを問い続けることが不可欠です。それはCTTの基本理念でもあります。

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