2008年2月16日

地域シンクタンク

浜松市では、行政主導でシンクタンク設立の準備が始まっているようです。

1.目的・役割
政令指定都市としての政策形成能力を確保するため、行政外部に地域シンクタンクを設置し、市民、企業、行政、専門家など、地域の様々な主体の英知やエネルギーを結集して調査研究、合意形成、課題解決を図る体制を構築する。 地域シンクタンクは、地域や行政が取り組むべき新しい政策を提言するほか、まちづくり活動への支援、情報や統計データ等の整備・提供を行い、市民の政策形成への参画を図るとともに、こうした取組みを通じて、職員の政策立案能力、市民協働能力、政策実現化能力の向上を図る。

2.地域シンクタンクの骨格 
(1)基本的性格
市民、企業、行政など、浜松地域で活動する様々な主体が地域の持続的発展に向けた課題解決や新政策の創出に取り組む拠点
(2)組織形態
行政外部の独立組織
行政外部に独立した組織として設置し、市民と行政の中間的な立場を確保
産学官民が連携する組織
産学官の協力のもと、各主体が自由に参加でき、連携しやすい組織、運営体制を構築
(3)基本的機能
機能ⅰ自治体政策に係る調査研究及び新政策の提案
機能ⅱ地域づくり・まちづくり活動への支援・協力
機能ⅲ政策関連情報の収集・加工・提供
機能ⅳ人材育成 
(4)運営体制
所長、副所長、主任研究員、研究員、非常勤研究員 ※事業の拡大に伴い体制を強化する

3.平成19年度の取組み
経済界や学術研究機関との連携のもと,産学官の共同出資による外部組織として考えられる様々な可能性(財団法人、社団法人、中間法人、株式会社、地方独立行政法人、NPO、任意団体、大学附置組織など)を検討し、平成19年度中の設立を目指す。

(1)検討事項
・設立の理念、組織形態
・機能・研究内容
・運営体制
・産学官とのネットワーク形成と役割分担
(2)事業内容
・検討委員会及び検討部会の開催
・経済界、大学、既存研究機関との調整、庁内調整
・所長、専門研究員の選定・依頼
・法人設立に関する手続き(定款作成、認可申請等)

4.平成19年度事業費  7,792千円

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地域シンクタンクとはコミュニティシンクタンクのことでしょうか。


準備に800万円もの予算があり、順調に推進できるのではないかと思うのですが、行政に構築される組織の重さのようなようなものを感じます。その原因はどこにあるのでしょうか。


市民の姿が見えてきていないように感じます。市民一人ひとりが持っているフットワークの動きが見えていないのではないでしょうか。今、大学の研究者は課題を求めて、成果を検証するため、社会に、町に出て行きます。抽象的、先進的課題より、より身近なフィールドへ飛び出していっているようです。社会の課題、市民のいろんな活動に触れることで、一気に見えてくるように感じます。

浜松での成果を確認しなければなりません。









たぶん、jここにjれているのだと感じます。



「・検討委員会及び検討部会の開催



・経済界、大学、既存研究機関との調整、庁内調整



・所長、専門研究員の選定・依頼



・法人設立に関する手続き(定款作成、認可申請等) 」

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