コミュニティのさまざまな情報に触れることで、市民と行政の具体的な状況や関係が身近に伝わってきます。 そうした情報が最も必要な場所、それは市民だけではなく、行政のトップなのではないでしょうか。
行政や公的機関でもトップの意向が隅々まで、末端の部署、スタッフまで浸透しているかどうか。トップが豊かなで複合的な図書館をつくりたいと考えても、担当する部署やスタッフがどこまで理解できているでしょうか。こうしたことは僕たちの身近にも感じられます。
消費者の動向をつかむため、市場調査を行い、その成果に対し、自ら評価を行う、それはどこの民間企業でもやっていることです。市民が何を欲しているか、行政スタッフがトップのコンセプトやビジョンを理解してサービスしているかどうかなど、それは本来は行政トップが行うべきことであるが、十分にできているのでしょうか。また、それはサービスの受給者である市民が本来はその評価を発信するべきなのであるが、それを専門的立場と第三者性を持った中間性媒体であるシンクタンクが代弁する。
市民活動団体との連携を図るコミュニティシンクタンクの大きな役割となるではないかと考えています。
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