協働による業務の遂行、パートナーシップによる新たな企業運営が日本でも広まってきました。パートナーシップマネージメントの著者、橋口氏によると、2005年8月に「有限責任事業組合契約に関する法律」が施行され、日本でもLimited Liabilty Partnership有限責任事業組合などのようなパートナーシップによる事業が認められたことや働く人たちの意識も会社依存型のヒエラルキーの強い縦型社会からフラットな個人中心のスタイルとそのネットワーク化に変わってきたことも大きな要因です。
僕たちの考えるコミュニティシンクタンクも「多組織間の連携と協働」を目標とし、その活動形態もパートナーシップ的なプロセスをとるように感じられます。
しかし、パートナーシップによる協働とは互いが独立し、同じ価値観を目指す相互の信頼のもとに、協働を行うことです。「Give and more Given」が基本です。ここに純粋な中間性媒体の方向が見えているように思います。
しかし、今行われている協働はこうした基本の部分がまだ成立していないのではないでしょうか。縦型のヒエラルキー社会、管理をしようとする社会でいくら協働を叫んでも、「Give」だけの、一方からの片思いだけで終わってしまうように感じます。ヒエラルキーマインドじゃなくて、パートナーシップマインドが必要なんですが、、。
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