今日は中部大学名古屋キャンパスで「中部地域の持続可能な発展教育」拠点準備フォーラム設立のための会議が開かれます。僕はオープンキャパスのため参加できませんが、活動を共にしている柴田氏がディスカッサント(舌をかみそうですが)として参加しています。
愛地球博以降、市民によるさまざまな活動が活性化した中部地域ですが、今、国連大学の提唱する「持続可能な開発のための教育」(Education for Sustainable Development)に基づいた中部地域の「地域拠点」RCE(Regional Centre of Expertise)をユネスコに申請することになります。市民の持続可能な発展教育にかかわるさまざまな活動-ESDがあって、そのネットワークをつくるためにRCEを構築しようとするのですが、後からかかわることになった僕にとって、「地域拠点」RCEのしくみは、まだはっきりとは見えてこないのです。
市民中心といいながら、中部の特性とは何かという視点に立つと→ものづくり→トヨタということになってゆく。しかし、ふつふつと沸きあがっている市民の活動を前面に押しだして考えるのが自然であり、それこそが東京や京都とは違う中部の特性なのではないかと感じているのです。
市民のさまざまな活動が自立/自律していれば、あとは触媒的リーダーが存在することで、ネットワークが生まれ、次々とつながってゆくはず。それがRCEではないだろうか。それでこそ、多様な問題意識が共有できるというものである。
RCEは僕たちが今思い描いているモデルに近いところにあり、目標でもある。しかし、岡崎では自由な立場と公正な発言力を持ったCommunity-Thinktankが多くの支援を得て、市民活動のネットワークの拠点として、その役割を担っていかなければならないのだと考えています。
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