まちをつなぐもの。 それは小さな道。人の道が大切になる。
ウォーキングトレイル、フットパス、などヨーロッパでは、健康志向で 自然な形で整備されてきました。日本では、古道の鳥居や鎮守の森、路傍の道祖神など、古くから身近に展開されています。自分のいる場所や領域を確かめ、その方向性を定めるアンテナのようなものです。
道にはいろんなものが付随する。そうしたものとともに生活があり、それらを見失わないようにつないでおかなければならないのです。今過疎地でもまちづくりを考えています。手がかりを探しています。
多くの新しいまちではパブリックアートによりまちに場面を埋め込み、越後妻有ではアートトリエンナーレ大地の芸術祭によって、土地に場所を刻んでいます。そうして、まちをつないでいます。人の活動の痕跡を残していかねば、そして見つけていかねばならないのです。
それが風景となって独自の町の姿を表すのではないかと考えています。
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