2007年7月17日

地域の図書館

まちを支えるのは何か。と考えています。

そうした視点から、岡崎の図書館支援を行ってきた図書館倶楽部の人たちとミーティングを行いました。いろんなものに振り回されずに、身近な活動を推進し、研究開発してゆくべきと考えていたからです。

まちとは何だろう?。市民とは誰だろうか?。と考えるとき。
ごった煮のように中心に集め、周辺との関係やこれまでの歴史との関係を断ち切るやり方は町を破壊するもの、市民をないがしろにするやり方であると思えてなりません。

しかし、それを打ち破る方向が見えてきました。
まちをつなぎ、市民をつなぐ、そんな場所作り、ネットワーク作りの方向が見えてきました。それこそが地域の図書館です。図書館とは書籍の収蔵場所でも、書籍の貸出場所でも、本を読むだけの場所でもありません。もっと重要なことがあり、市民ボランティアたちはそれに邁進しているのです。書物の世界を通じたつながり、書物の世界を語り、提供する、レファレンス的、プロデュース的世界が目の前に広がってきました。

それがまちをつくり、市民をつくり、そうしてできるネットワークこそがコミュニティシンクタンクの出発点になるのです。

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